blog.migiue.jp

自分で測って岩手県内空間線量マップを作る(3訂版)

岩手県の汚染状況が気になる。
自分で測定しているガイガーカウンターのデータを、GoogleMapsにマッピングしたデータを公開してみる。

  • 2011.12.12 : 最初の一般公開
  • 2011.12.15 : 三陸沿岸地域のデータを追加しました。
  • 2011.12.18 : 大崎〜石巻〜塩竈〜仙台のルートデータを追加しました。

地図を全画面で見る時は http://goo.gl/ck7jx

測定値は「CPM」で公開します。μSv/hの値は出しません。

きちんとした?機関が公表しているようなγ線のみの測定ではありません。
ガイガーカウンターをアルミ遮蔽せず、β線とγ線を合わせた入射回数をカウントしています。
ですので「校正されたμSv/hの絶対値」は出ません。

正確なμSv/hの値ではないですが、他に公開されている値やマップ等と比べたりすると、相対的な傾向はほぼ近似していると思います。

色分け

マーカーの色区分は以下の通りです。

  • 0 〜 18CPMが緑色丸
  • 19 〜 37CPMが黄色丸
  • 38 〜 56CPMがピンク色丸
  • 57 〜 75CPMが紫色ピン
  • 76 〜 93CPMが赤色丸
  • 94CPM以上が赤色ピン

測定方法

  • ガイガーカウンター : GM-01A (OpenGeigerProject) (別名RadScan)
  • GM管 : SBM-20 (アルミ遮蔽なし)
  • GPS : GT-730F/L
  • 測定方法 : 車で走行しながら、毎回車内の同じ位置に固定したガイガーカウンターのCPM値(GM-01AのHomeモードの値)とGPS位置情報を同時に記録。
  • 記録方法 : GM-01AとGPSをUSBでMacに接続し、自作プログラムにて自動記録

注意事項

  • アルミ遮蔽しないガイガーカウンター(管はSBM-20)で測ったCPM値です。つまりβもγも(αもXも?)含まれるということ。
  • たまたまその時、値が高かった or 低かっただけかもしれない
  • 特に測定し始め(走行経路の最初の数点)は値が安定せずに高い or 低い数値が記録される場合がある

生データ

Google Fusion Tablesで自分で多角的に見たりしたい人はこちら。http://goo.gl/J0TXc
初期状態ではoptionsが「Showing all rows」になっているので、全データが表示されています。
「options -> Filter : CPM >= 20」などのように条件を付けるとデータをフィルタリングできます。
「Visualize > Table」すると生データを見ることができます。
「File > Export」すると生データをCSVで書き出せます。

OpenGeigerのGM-01AからUSB経由で値を得る

Open Geiger ProjectのガイガーカウンターGM-01AはUSBでコンピューターに繋がります。

ファームウェアがver1.2以降ならば、プログラム側からUSBでデータを取得できます。

GM-01Aをベースにした以下の機種(ファームウェアはver1.2以上)でも使えると思います(未確認)

Rubyから値を得ることが出来るようになったので、手順を残しておきます。

1. libusbruby-usbをインストールする

Macの場合は、ruby-usbにちょっとしたパッチを当てないと入らないと思う。
参考 : http://www.jedi.be/blog/2009/11/11/ruby-usb-libusb/

2. rubyからlibusb経由でGM-01AのCPM値を得る

基本的には以下のようなRubyプログラムになります。USB_CONTROL_MSGで「0x01」を送るとCPM値を、「0x03」を送ると生のインターバルカウント値が得られます。
(GM-01A以外の互換機は idVendor == 0x20A0 とか idProduct == 0x4176 の部分が違うかも)

どのような値を送れば、どんなデータが返ってくるかは、OpenGeigerのファームウェアコード
の opengeigerfirmware1.20/common/usbprotocol/usbrequest.h のあたりに書いてあります。

3. 「0x01」を送ってGM-01A側で移動平均処理をしたCPM値を得る

require "usb"

# USBデバイスをオープンする
@device ||= USB.devices.select {|d| d.idVendor == 0x20A0 && d.idProduct == 0x4176 }.first
@handle ||= @device.usb_open

# GM01-A側で移動平均処理をしたCPM値を得るメソッド
def readcpm
  data = "\0" * 2
  ret = @handle.usb_control_msg(
    USB::USB_TYPE_VENDOR | USB::USB_RECIP_DEVICE | USB::USB_ENDPOINT_IN,
    0x01,
    0,
    0,
    data,
    5000
  )
  puts data.unpack('c')
end

# 10秒ごとに実行する
loop do
  readcpm
  sleep 10
end

4.「0x03」を送って生インターバルカウント値を得る。

require "usb"

# USBデバイスをオープンする
@device ||= USB.devices.select {|d| d.idVendor == 0x20A0 && d.idProduct == 0x4176 }.first
@handle ||= @device.usb_open

# GM01-A側で移動平均処理をしないインターバルカウント値を得るメソッド
def readcps
  data = "\0" * 2
  ret = @handle.usb_control_msg(
    USB::USB_TYPE_VENDOR | USB::USB_RECIP_DEVICE | USB::USB_ENDPOINT_IN,
    0x03,
    0,
    0,
    data,
    5000
  )
  puts data.unpack('c')
end

# 1秒インターバルで値を得る
# 60秒で実行すれば移動平均処理をしない生のCPM値が得られる
loop do
  readcps
  sleep 1
end

震災後の全日本ロードレースのコースを下見してきた

今年の全日本自転車競技選手権は、震災前から岩手県の八幡平市で開催する予定になっていた。

ここ岩手では、震災で色々とあった訳ですが、1ヶ月を過ぎてガソリンも確保できるようになったので、全日本選手権ロードレースが開催される八幡平のパノラマラインコースを下見してきました。

八幡平は内陸の地域で、大きく揺れたけど被害も少なく、コース状況も問題なさそう。新幹線もそろそろ全線開通するし、燃料状況も高速道路も問題なし。宿泊関係も大丈夫でしょう。

開催出来ないならばスタッフ的な理由と雰囲気的な理由だけだと思うけど、JCFのサイトを見てもレーススケジュールに変更は無さそうだから、予定通り岩手で開催するのだろう。オフィシャルの発表はあったのだろうか?

ぜひ岩手で開催する意味を改めて考えて、主催者にはしっかり企画をして欲しいのですが、あまり情報が出てこない。

なので私が分かる範囲で、現地の情報を少しずつ出して行きます。

撮影日は4月11日。
スタート地点になるであろう場所から車でコース一周。
道路脇にはまだ残雪がありますが、震災前後で道路が壊れたり波打ったりしてる場所は無いように思います。
同時にLiveGPSも動かして記録したので、映像と並べてみました。
地図上の車アイコンの位置が、車載カメラの撮影位置に対応しています。

自転車の全日本選手権2011が行われる八幡平を走ってきた

今年の「第14回全日本自転車競技選手権大会ロードレース」は岩手の「八幡平(はちまんたい)」で開催される予定です。

せっかくの私の地元開催なので、何らかのお手伝いが出来ればと思っています。

公式サイトは作られるのかな?きちんとオフィシャルの情報提供は行われるのかな?ネット生中継は行われるのかな?遠方から来られた方にちゃんと岩手の良さを伝えたり、おもてなしができるのかな?そして、継続して開催できるような活動体制になるのかな?などなど不安と期待が高まっています。

主催者発表がまだなので予想ですが、レースコースは、去年「全日本ステージレースinいわて」が行われた場所になるのではないかと思っています。

GoogleMapでトレースしてみると


より大きな地図で 2011全日本ロードレース を表示

という感じになります。

SoftBankの電波状況の確認も含め、コースを試走してiPhoneでTwitCastingしました。

schwalbe ice spiker

MTBにSchwalbeのIceSpiklerというスパイクタイヤを装着して走っています。なのでゴロゴロうるさいです。

焼走り国際交流村のあたりのスタート地点からコースを右回りに、2キロくらいの所から配信開始。交流村からプータロ村に向かうパノラマラインコース(一番広い道路)を進んで、一番奥のT字路を右折して町営牧場に向かって進む。twicasの制限により30分で切れる。

町営牧場を過ぎたあたりから配信開始。県道233号に合流するT字路を右折して、ゴールの交流村方面へ。平均5%くらいの約2.7kmの上り坂。

上り坂の途中からゴール地点まで。ゴール地点の青い道路標識を右折すれば、もう一周。右折せずに直進すれば交流村。ゴール地点はやや電波悪い。交流村方向に直進すると電波切れにてtwicasも切れる。

国際交流村ではソフトバンクは圏外になります。

LiveGPSのGoogleEarth版もテストしてみました。(8倍速再生)

PhoneBookで遊んでみる

PhoneBookの第2弾のモニターキャンペーンに参加してみました。 年末年始の休みに子供と遊んでみましたのでレポートします。

PhoneBookは今までの絵本と、これからの電子書籍の中間の感覚をもつ、デジタルとアナログが融合したハイブリッド絵本です。 モバイル表現研究所が作っています。

FlashやiPhoneアプリの分野でも活躍しているfladdictさん開発に参加しているようで、どのような新しい見せ方・表現が出来るのか、注目していました。

PhoneBookの隙間にiPhoneを入れ込む

PhoneBookは真ん中がくり抜かれている紙の絵本の「ガワ」にiPhoneをハメ込み、iPhoneのディスプレイが絵本の一部になり、 「ガワ」としての紙の絵本と、モニタとしてのタッチディスプレイのハイブリッド絵本になっています。

iPadの場合は、それ自体が本・電子書籍としてのメタファーを感じられるので、iPadだけでそれが完結できるイメージですが、 iPhoneの場合はその大きさや電話としての出自によって、電子書籍とはちょっと違うイメージが元々あります。 そのiPhoneのイメージを紙の絵本との融合により、子供向けの絵本として成立させたのがPhoneBookかなと思います。

うちの子供は3歳ですが、小さい頃からタッチデバイスをおもちゃにして遊ばせているのでデバイス自体には慣れています。 今までには、電子書籍の「Alice for the ipad」「Magic Piano」で遊ばせたりしています。

もちろん、今までにもあった「音の出る絵本」や

音の出る絵本

「飛び出る絵本」でもよく遊んでいます。iPadでビデオを見たりもしています。

飛び出る絵本

なのでタッチ操作などは上手に出来るのですが、紙とiPhoneの融合には少し戸惑っているようです。 逆にiPhone自体に慣れていない子供の方が、素直にこの世界に入っていけるのかもしれません。

電車の運転士の仕事

美容師の髪を切る仕事や、電車の運転士の仕事、歯医者さんや消防士など、さまざまな仕事の疑似体験ができます。 うちの子は電車と消防士に興味津々で遊んでいます。この二つは傾きセンサーで操作するので、微妙な操作は難しいですが、すぐに慣れるようです。

消防士の仕事

ただ、ゲームでは無い事は分かっていますが、どのタイミングで次のページに進めばよいのか戸惑います。 絵本の場合は文字を読んで絵を見て、次のページに進みますが、PhoneBookの場合は、ディスプレイで常に 絵やアニメがループしているので、そのページの「読み終わり」が感じられないと思いました。

Webが誕生した昔から、様々に形を変えて今の電子書籍のブームまで進んできたわけですが、そもそもの「頁・ページ」という 概念自体がこれからどのように変化していくのか、私はとても興味を持っています。

昔の「絵巻・巻物」のように切れ目のない見せ方、新聞のように大きな1枚にレイアウトする見せ方、縦スクロールなのか横スクロールなのか、ズームなのかピンチなのか、これからの子供はどのように情報を扱っていくのか、自分の子供を実験台にしながら、いろいろと観察していきたいと思います。

2010年 大変お世話になったMacアプリ

引き続き、2011年もよろしくお願いします。

TextMate

プログラム等を書く時に使うエディタ。補完が強力なのでサクサク書いていける。
plug-inのProjectPlusを入れるとバージョン管理の状態が分かるので便利。
早くTextMate2出ないかな... (2009年末も同じ事言ってる)

RubyMine

年末に導入したRuby用IDE「RubyMine」。IDEってどうなの?と思っていたけど使ってみるとRubyやRailsに特化しているので、いろいろと使い勝手が良い。
何気にHTMLやCSSを書くのにも便利だったりする。もう少し細かい使いこなしTipsを覚えればさらに便利になりそうな予感。

BBEdit

巨大なファイルを開くにはTextMateは厳しいので、(円高なので4割引の感覚で)ライセンスを取得したBBEdit。
使いこなせればいいのだけど、まだそこまでいってない。仕様が微妙に古っぽくて出番が少なめ。TextWranglerでよかった気も...

Changes

書類同士の比較を確認するツール。Diff関係はJDiffxもいいのだけど、フォルダ構成とかも比較できるChangesが見た目的にも好み。
RubyMineの内蔵diffも便利なので、こちらも出番が少なめ。

LaunchBar

ランチャーとして、検索窓として、電卓としてキーボードから手を離さずに色々と出来るのが便利。

SearchTemplatesとして

http://k2k.sagawa-exp.co.jp/p/web/okurijosearch.do?okurijoNo=*  
http://jizen.kuronekoyamato.co.jp/jizen/servlet/crjz.b.NQ0010?id=*

とかを登録しておけば、配達伝票の荷物追跡番号から一発で佐川急便とかクロネコヤマトの荷物追跡ページが開ける。

Xcode

今年はiPhoneアプリの制作もちょこちょこやっているので、出番は多い。
iPhoneアプリを作るには、仕組み的によく出来ていると思う。

Tower

GitのGUIフロントエンド。まだβ板なのだけど、なかなかの完成度。今まではGitXを使っていたが乗り換え中。

Paralells Desktop

Webサイト制作は富豪的リアルタイムプレビュー(node.jsでnodejuice)を使ってCSSのあたり具合をチェックするので、仮想マシン上でWindows7,Vista,XPをそれぞれ平行して同時に動かしたりする。
VMWare Fusionも良かったけど、最近はParallelsが軽い感じがするので、もっぱらParallelsを使う。VMwareとParallelsを行ったり来たりしていたら、 WindowsVistaのライセンス認証がロックされてプロダクトキーを再発行してもらったりと、何かと面倒。

SSD

アプリでは無いけど、今年は開発環境のSSD化をどんどん進めた。MacBook ProにSSDを2台内蔵。光学ドライブは取り外して SlimBay9.5SA-HDD.SA っていうのを使って2台目のSSDをマウント。 MCEのOptibayっていうのが有名だけど高い。SlimBay9.5SA-HDD.SAなら半額以下でOK。
SSDの快適性と静音性を知ったら、もうHDDには戻れない...

Etc...

  • Adobe系
  • Omni系
  • Transmit
  • ForkLift
  • Glow
  • Little Snitch
  • Mouseposé
  • ScreenFlow
  • WireTap Studio
  • Keka
  • TextExpander
  • globalSAN iSCSI Initiator
  • Last.fm
  • MacPorts
  • Arduino
  • ...

2010年はあまり使わなかったアプリ

Dreamweaver

スタティックなHTMLを書く機会がめっきり減ったので、Dreamweaverの出番がほとんど無くなった。何かしらのCMSを使ってサイトを作るか、 RubyのTenjinテンプレートを使った自作ライブラリを使ってページを生成するので、いわゆる普通のHTMLエディタはほとんど使う機会が無くなった。

Coda & Espresso & CSSEdit

CodaやEspressoもDreamweaverと同様の理由でTextMateやRubyMineに移行中。

細かい部分を見るにはFirebugやWebインスペクタを使うし、CSSは手打ちやSassを使うし、基本的には脳内レンダリングされるのでこれも使わなくなった。

Typekitを使ってWebfontを指定してみた

このブログでは、かなり前からCSS3の@font-faceを使ってきました。

font-faceを使って見出しや本文のフォントを指定していますが、考え方としてユーザーを4段階に分けています。

  1. モリサワフォントを使っている人
    タイトルは「A-OTF UD新ゴNT Pro R」、本文は「A-OTF UD黎ミン Pro R」で表示されるはずです。

  2. Adobe CSを使っている人
    タイトルは「小塚ゴシック Pro B」、本文は「小塚明朝 Pro L」で表示されるはずです。

  3. モダンブラウザを使っている人
    タイトルはOS標準のゴシック体、本文はOS標準の明朝体で表示されるはずです。

  4. それ以外の人
    OS標準のフォントで表示されるはずです。

この場合は、ユーザーの閲覧環境に指定のフォントがある事を前提とした段階的なフォント指定をしていますが、ユーザーの環境にフォントが無くても、リアルタイムにサーバーからフォント情報をダウンロードしてレンダリングしてくれるTypekitをTrialで使ってみました。右上のサイトタイトルが手書き風文字になっていると思います。

TypekitにAdobeが正式にフォント提供するなど、CSS3のwebfont関係も充実してきましたね。

日本Ruby会議2010参加してきました

去年はツールドフランスを見に行って参加できなかった日本Ruby会議、今年は参加してきました。

日本Ruby会議2010

3日間にわたり、RubyやRailsに関連するセッションが繰り広げられます。

私は自分の気になるところを適当に選んで聞いていました。予めある程度目星をつけて行くのですが、聞きたいセッションが同時刻に行われていたりして、かなり悩みます。

KaigiFreak達により、生中継がされていますし、後からnicovideovimeoで録画を見る事ができますが、やはり現地会場にいる事の大切さは大事にしたいと思っています。百聞も一見もワンタッチにしかず、一歩は1円。

Ruby会議は、Rubyist達の写真がたくさん出てくるのも素敵です。

twitterでも懇親会でも「岩手でRubyやってる人いませんかー?」と探し回っていましたが、ほとんど反応がありませんでした。ですので私がこの勢いのままIwate.rbを始めます。

http://atnd.org/events/7593

まず最初はは私一人でもコツコツをやっていきたいと思います。

基本はもくもく勉強会として、RubyやRailsに関する勉強の場と交流の場として機能していければと思います。

来年のRuby会議には岩手から2人は参加するといいな。